「石神井公園心理療法室」
- 石神井公園心理療法室
- 2022年7月24日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年9月21日
こんにちは、石神井公園心理療法室です。
2022年7月に東京都練馬区の石神井公園駅の近くに開室しました。駅から少し歩いた場所の、静かな住宅街にあります。2名の臨床心理士・公認心理師が、心理療法や心理検査をおこなっております。臨床心理士・公認心理師は、どちらもこころの支援に関する専門家の資格で、「公認心理師」は、2015年にできた国家資格です。
「心理療法」という言葉を辞書で引いてみると、「医学的方法ではなく、心理学的方法による精神障害の治療」と出てきます。私たちは心理士として、「精神障害」に限らず、こころに何かを抱えてお困りの方に、心理学的な方法を使ってサポートをおこなっております。
大人の方の場合、主に対話を通じて、お困りごとやその背景について検討していきます。ただお話を聞くのではなく、理論に基づいて、その方の心理状態や問題となっていることについて考えていきます。対話を重ねる中で、新しい事実が見えて来たり、考え方・感じ方が変わったり、また、こころが動くこともあると思います。そうした体験によって変化が生じているのだと思います。
私たち心理士もお話ししながら、色々な気づきを得たり、気持ちが動いたりすることがあります。学生時代、指導者達から、心理士は自分のこころを使う仕事だと教えられました。
お子さんの心理療法では、言葉の代わりに、遊びを使うことがあります。お子さん達は、遊びを通じて、さまざまな表現を見せてくれます。心理療法の中で、おもちゃはその子の表現手段になります。私たちは、大人の方と同様、遊びの内容やその時の様子から、お子さんの心理状態や発達について考えます。また、遊びを通して交流していきます。面接が終わった後で、あの表現はこういうことだったのかなと思うこともあります。
大人の方にとっても、お子さんにとっても、個人的なことを人に表現するというのは、抵抗感があったり、相手の反応にご不安を感じることではないでしょうか。私たちは、自分たちのあり方についても考えていきたいと思います。困っている方々が、安心してお話できる専門家として、努力を重ねていきたいと考えております。

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